「緑の門を喚ぶ少女」新カード考察1
今回はサマーカップ大阪とアンジュフェスタ岡山で情報が出た新カードについての考察です(・∀・)ノ
《全てを織る者 静宮蘭》
《閃煌の双角 カサンドラ》
《終わりなき腐敗 メイジー》
《ティータイム ミシス》
《ハロウィン アウロラ》
《時の探究者 コードΩ00ユーフィリア》
《グリム・フォーゲル マユカ・サナギ》
※ブースター5弾「緑の門を喚ぶ少女」収録分
※各メンバーの意見・考察はアテにならないから、鵜呑みにしないでね。
《全てを織る者 静宮蘭》SR
プログレスカード
レベル4/緑/P10000/G4000/S1
《常》このカードがアタックされた時、1枚引き、あなたの手札を1枚選び、山札の上に置く。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(8)-1ΣΣΩΩ】
そのターン中、このカードのパワーを+4000。
あなたのダメージが4枚以上なら、さらにこのカードをアウェイクし、1枚引く、
この能力は1ターンに1回しか使えない。
KT
前半の効果は、アタックされる度に発動するので、相手のアウェイク効果と相性がいい。
引いたカードが非フレームで、手札にフレームがあるなら、1点分を確実にリジェクトできる。
一応、フレームを引いても、そのままデッキトップに戻せばいいので、リジェクト率が下がる心配はない。
ドロー系のカードと併せて使うことで、より確実にリジェクトを狙える。
同じ青の混合に雫がいるので、併用を検討したいところ。
後半の効果は、条件付のアウェイク+1ドロー。
先攻3ターン目時点での被ダメージ量はおおよそ3~5なので、ダメージ4以上という条件は「たまに満たせない」ことがある。
前半の効果があるとはいえ、4ダメ入っている状態で相手にターンを渡すのはほぼ死を意味するので、後半の効果を使う時には、そのターン中に倒し切るつもりでやらないと心配ではある。
《閃煌の双角 カサンドラ》SR
プログレスカード
レベル4/黒/P10000/G4000/S1
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(6)-ΣΣΣ】
そのターン中、あなたのプログレスすべてのパワーを+2000。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(9)-1ΣΣΣΣ】
相手の手札をランダムに1枚選び、捨札に置き、そのターン中、このカードのパワーを+6000。
KT
アンジュ初のランダムハンデス持ち。
メインリンク持ちでもあるので、攻撃性能は並み以上。
プリシラと比較した時、あちらはP18000まで上昇する点で勝るが、こちらはリンク失敗でも2ダメを与えられ、前半の効果で他のPGをパンプできるという利点がある。
どちらを採用するかは完全に個人の好みの域になると思うが、
・リンク8-5が信用できない
・他のLv4にP16000がいる
・どうしてもランダムハンデスがしたい
∟カサンドラ
・P18000がほしい
∟プリシラ
という感じになるかと。
ランダムハンデス自体は魅力的ですが、ハンデスデッキの運用としては
・序盤にフランやソフィーナなどのリンク率の緩いPGでなるべくハンデスを決めていく
・終盤にウェンディなどのパンプ付与持ちを活かして、相手がガードできないようにハンデス
という流れになるので、終盤でのハンデスにはランダムもピーピングも関係ない。
序盤…1週目からリンクが狙えるような8-4、7-4でランダムハンデスが出ることを祈るばかり(高望み)。
《終わりなき腐敗 メイジー》R
プログレスカード/Ω
レベル1/黒/P6000/G4000/S0
《起》[他のあなたのプログレスをX枚フォールする]
そのターン中、このカードのレベルを+1。
Xはこのカードのレベルに等しい。
KT
自身のレベルを+1できるフレーム。
若干勘違いしやすいテキストではあるが、
「フォールする枚数を増やせばその分レベルが上がる」効果ではない。
フォールする枚数は、その時点でのメイジーのレベル分。
レベル上昇値は+1で固定で、ターン終了時まで。
すごく大まかに言うと、
メイジー以外のPGの効果によってメイジーのレベルが増減している場合は、その増減分がフォール枚数に影響する。
それ以外の場合は、
「1枚フォールし、このカードのレベルを+1」
という効果として覚えて差し支えない。
似たような効果の花見美海と比較すると、
・手札コストを必要としない
・プレイ/シフトしたターンは効果を使えない(無意味)
・レベルアップ対象は自身のみ
という違いがある。
レベルアップ対象が自身のみという特性上、花見美海のように「中盤まで場に残して恩恵を受ける」ということはできないものの、既にΩにはミトやフローリアなどの中盤まで残しておきたいフレームがいるので、使い切りのメイジーはそれらと干渉しないので併用しやすい。
これにより、Ω単では先攻で
1ターン目*メイジー:整備士:フローリア:Lv0
2ターン目*Lv3:Lv2:フローリア:Lv2
という展開が可能になる。 つまり、3ターン目で
Lv4:Lv4:Lv4:Lv4 または
Lv3:Lv4:Lv4:ブースト
という展開が可能になる。
これはミトを絡めたΣよりも圧倒的に早い。
ミトと違ってメインリンク効果ではないため、安定性でもこちらが上である。
しかし、2ターン目以降必要とするカードが多く、Lv1フローリア頼みになるのが玉に瑕。
整備士と比べると下位互換に感じるかもしれないが、Lv3を低コストで出せるのがメイジーの一番の利点であり、逆に言うとそれくらいが使用用途なもんで、整備士とは運用が全く違う。
《ティータイム ミシス》C
プログレスカード
レベル2/赤/P6000/G4000/S1
《自》[手札からレベル1以下のプログレスを2枚捨てる]
このカードがプレイされて登場した時、コストを払ってよい。
払ったら、あなたの山札を見てレベル2以上の赤のプログレスを3枚まで選んで公開し、手札に加え、その山札をシャッフルする。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(6)-3】
あなたの赤のプログレスが3枚以上いるなら、そのターン中、このカードのパワーを+4000。
KT
「プレイされて登場」というテキストは珍しく、シフトと混同する人がいそうなので一応解説。
「登場」=シフトやプレイ、カード効果でプログレスゾーンに出るなど、すべて
「プレイ」=手札からPGゾーンに出すこと
「シフト」=既にPGがいるPGゾーンに、手札から出すこと
シフトとの違いはズバリ、除去されて空になっているPGゾーンに出しても効果が発動するということ。
肝心のカードの効果だが、上記の通り、前半の効果はLv1ユラやLv1リゼリッタで出した時に発動できず、若干使い勝手が悪い。
しかし、効果自体はとても強力で、序盤から3枚ものデッキ圧縮が狙える。
後半の効果の色縛りの観点から見ても、Lv1フローリアやニーヴェ、フォーレンティーナと相性が良い。
これらの効果で、捨札からあえてフレームをサルベージする事で、ミシスの効果発動を補助できる。
非常に強い効果ではあるものの、複数回発動できるものでもなく、後半の効果には赤縛りがあり、パワーも10000止まりなので、現行のレベルアップ効果持ちLv2を差し置いてまで採用するかは微妙なところ。
完全なる【赤単】なら、いい動きをするかもしれない。
《ハロウィン アウロラ》R
プログレスカード
レベル2/赤/P6000/G4000/S1
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(6)-1ΩΩ】
あなたの赤のプログレスが3枚以上いるなら、
そのターン中、このカードのパワーを+5000。
他のあなたのプログレスを1枚選び、そのターン中、リンクを+1。
KT
以前考察したLv2マユカに同じ。
Ωではミトや整備士などの優秀なフレームがいるため、【赤単】での採用が念頭に置かれる。
《時の探究者 コードΩ00ユーフィリア》SR
プログレスカード
レベル4/白/P10000/G4000/S1
《自》このカードが山札からダメージゾーンに置かれた時、あなたの手札を1枚とこのカードを選び、入れ替えてよい。
《自》[手札からカードを1枚捨てる]
このカードが登場した時、すべてのプレイヤーのダメージが3枚以下なら、コストを払ってよい。
払ったら、あなたのダメージを1枚まで選び、捨て札に置く。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(8)-1ΣΣΣΣ】
相手のターンの終わりまで、このカードのパワーを+5000。
KT
効果を3つも保有するPG。
1つ目はダメージに飛ばされる事を防ぐ効果。 サーチ補助と考えられなくもない。
2つ目は回復効果。
Lv4を出すターンにダメージ3以下というのは、後攻2ターン目くらいだろうか……
少し運用が難しめな効果だが、手札1枚捨てるだけで確定回復は魅力的。
リンク効果は継続5000。
既にLv4テルルがいるため、あまり過信できるパンプ値ではない。
2つ目の効果がどこまで活かせるかで、強さが決まるカードだろう。
ばやりωす
セニアデッキにいれたら面白そう、以上ですwww
《グリム・フォーゲル マユカ・サナギ》
プログレスカード
レベル4/緑/P10000/G4000/S1
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(9)-1ΣΣΣΣ】
そのターン中、このカードのパワーを+6000。
そのバトルの終了時、このカードのバトル相手を退却させてよい。
退却させたら、相手は自分の捨札のレベル1以下のプログレスを1枚選び、このカードの正面のプログレスゾーンにフォールして置く。
KT
緑のサナギ、通称トランセル。
正面のPGを強制的にLv1以下にするという、いやらしい効果。
相手の詰めターン前に決められれば、だいぶ有利になれる。
なるべく相手のLv3、Lv4を狙っていきたい。
相手の捨札にLv1以下がいない状況では、単純に除去となる。
このカードが一番輝くのはズバリ先攻。
先攻3ターン目で相手のLv3や、レベルアップ効果持ちのLv2の前にこのカードを出し、リンクを成功させるだけで、相手は返しのターンでだいぶキツくなる。
相手の返しターンを凌げば、後はブーストマユカを出すなりすれば勝利は見えるはず。
似たような動き方に白Σの継続パンプがある。
テルルやワラックを主軸とした継続パンプデッキでは「相手のLv4及びブーストのアタックを絶対に通さず、返しで倒す」という動き方だが、このマユカを主軸としたデッキでは「相手の展開に致命的な妨害を与えて、相手のターンを生き残り、返しで倒す」という動き方になる。
それぞれの長所・短所は、以下の通り。
【継続パンプ(テルル)】
展開:先攻3ターン目にLv4テルルを3体並べる
長所:
・相手のLv3以下のアタックはほぼ100%通らなくなる
・相手の3弾ブーストのリンク2回成功読みがガード2枚で済む
・セニア、ワラック、ナナと共通で除去メタを使える
短所:
・相手のLv4さくら、双翼レミエルが、4弾ブーストで強化された場合、ガードが必要になる(P16000で同値)。
・バーンと相性が悪い
・展開上残ってしまうLv1のところを、相手のブーストなどで狙われる可能性が高い
【緑Σ(マユカ)】
展開:先攻3ターン目にLv4マユカを相手のLv3(いるならLv4)のところに立てる
長所
・上記テルルのようにLv4を3体並べる必要はない
・相手にLv4やブーストをそもそも「並べさせない」ことが可能
(相手にブーストを立てられて、こちらのダメージを減らされる可能性が低くなる)
短所
・相手がLv2展開だと、イマイチ刺さらない
・展開を遅らせたところで、Lv4は最低でも1体~2体立てられるので、ある程度ガード枚数は必要
・緑には現状除去メタがない
それぞれ長所短所はあるが、端的に言えば完封力では継続パンプ、扱いやすさ(展開のしやすさ)ではマユカといったところ。
まぁ、好みの問題ってことで(結論)