AICブログ

公認サークル「Ange Illustration Circle」のブログ

アンジュ・ヴィエルジュの大会レポートや今日のカード考察、サークルメンバーの描いたイラストなどを記事にしていきます。

「光輝の風と深闇の盾」新カード考察2

1月31日に判明した新カードの考察その1です。
今回は

暖かな時間 岸部沙織
旋風の盾 日向美海
真・覚醒 アーシア
宵闇の女神 アマノリリス
裏情報の覇者 シャム
タンポポの花 フローリア
※ブースター7弾「光輝の風と深闇の盾」収録分
※各メンバーの意見・考察はアテにならないから、鵜呑みにしないでね。


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暖かな時間 岸部沙織R
プログレスカード
レベル4/青/P10000/G4000/S1
《常》あなたのアウェイクしているレベル2以上のプログレスすべてのパワーを+2000。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(9)-1ΣΣΣΣ】
このカードをアウェイクし、そのターン中、このカードのパワーを+4000。
この能力は1ターンに1回しか使えない。

KT
新たな沙織ネームドのLv4PG。
沙織ネームドはLv4はもういいからLv2下さい(個人の感想です)。
アウェイクしているPGをパワーパンプする常在能力と、リンク9-5で自身をアウェイクするアタックリンクを持つ。
前半の常在能力については少しイメージしにくいが、「PGがアウェイク状態の時、パワー+2000」であり、フォール状態になったら効果は切れる。
PGはアタック時にフォールするため、バトル時には効果が適用されないことになり、通常のデッキではほとんど意味の無い効果になってしまう。
自身をアウェイクする効果を持つPGは、バトルの最中にアウェイク状態になるため、自身のアタック中にこの効果の恩恵を受けられる。

アタック前:P+2000
 ↓
アタック時(フォール):効果適用無し
 ↓
リンク成功で自身をアウェイク:P+2000
 ↓
バトル勝敗判定:P+2000
 ↓
再アタック時(フォール):効果適用無し
 ↓
バトル勝敗判定:効果適用無し

という流れになり、要約すれば「自身をアウェイクするリンクを持つPGのリンクが成功したバトル中」のみ効果が適用される。
※他のPGをアウェイクするリンクを持つPGでも、自身を対象にすれば可能
常在能力は重複し、自身にも適用されるので、このカードが場に2枚あれば、自身のリンク成功時にはP18000まで上昇する。
今までパワー不足だった1弾Lv4沙織をP15000にしたり、5弾Lv4苺をP18000にしたりするのに役立つ。
ちなみに、この常在能力は相手ターン中でも有効である。
つまり、自分のLv2以上のPGがアウェイクしている状態で相手にターンを渡せば、そのPGは継続パンプ+2000を得ているのと同等になる。
場にこのカードが3枚いる時、リンク成功によってアウェイクしたこのカードで再アタックをしなければ、Lv4テルルと同様のP16000での継続パンプを実現できる。
更に自分のターンではP20000でアタックできるため、Lv4テルルよりも強力である。
ただし、これはあくまでこのカードが3枚揃った時の話で、【継続パンプ】には既に更に使いやすいリーナがいるので、青Σでこの動きをする利点はあまりない。
「総攻撃したけど、圧倒的にダメージが足りず相手を倒しきれない」という状況では、アウェイクしたこのカードをあえて再アタックしないことで、返しの相手ターンを凌ぎやすくなるという運用は覚えておいて損はない。
【沙織】においては、1弾Lv4沙織とは相性が良いが、自身以外をアウェイクする6弾Lv4沙織とは相性が悪い。
1弾Lv4沙織はこのカードと、3弾Lv4沙織は6弾Lv4沙織とそれぞれ相性が良いため、【沙織】デッキを構築する際にはデッキの主軸をハッキリさせる必要があるだろう。

ノワール
アウェイクしているプログレスのパワーを2000アップ……使いどころが難しいですね
バトル時にアウェイクするプログレスとは相性がいいのはKT氏の考察でお分かりの通りです
ただこの2000のパンプは、総攻撃した後の返しには何の役にも立たないので、これでパワーを上げるなら3章の沙織でパワーラインを上げる…といった方がいいのかもしれません
あえてアタックせず、アウェイクさせたまま相手にターンを渡す、という使い方もありなのかもしれませんね



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旋風の盾 日向美海U
プログレスカード
レベル3/青/P7000/G4000/S1
《自》シールド1(レベル1以下のプログレスからシフトから時、相手ターン終了まで、このカードのバトル敗北時のダメージは0。)
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(7)-ΩΩΩΩ】
1枚引き、そのターン中、このカードのパワーを+5000。

KT
シールド1を持ったLv3美海ネームド。
シールド0持ちのLv2やシールド2持ちのLv4に比べて、シールド1持ちのLv3は比較的使いやすい。
アンジュではLv2の上にLv3を出すのは常套手段ではないため、シールド効果を発動しやすい。
アタックリンクでは1ドロー、P13000まで上昇する。
Lv4突破ラインであるP14000には届いてないが、耐久デッキである【美海】ではそれほど気にならない。
とはいえ、Lv1ユニという強力なフレームがあるΩデッキにおいて、Lv3のラッシュやシールド持ちPGはデッキ全体との相性が芳しくない。
【美海】においてのLv3枠は、優秀な展開効果を持つ6弾Lv3美海と、Lv1ユニとの相性を考えてリンク事故に目を瞑ったLv3萌々代がいる。
これらを差し置いてまでこのカードを採用するかは微妙なところ。
とはいえ、耐久デッキで貴重なシールド持ちなので、活用できるなら積極的に活用していきたい。



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真・覚醒 アーシアU
プログレスカード
レベル5/赤/P13000/G-/S1
《自》リンク-登場した時【リンク(6)-3】
あなたの山札を見てカードを2枚まで選び、捨札に置き、
その山札をシャッフルし、そのターン中、このカードのパワーを+2000。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(8)-5】
そのターン中、このカードのパワーを+5000。
あなたの赤のプログレスが4枚以上いるなら、
さらにそのバトル中、このカードのストライクを+2。

KT
禁止になった3弾ブーストの穴を埋めるべく登場した7弾非表紙ブースト。
初の素のストライク値が1のブーストである。
デッキ圧縮できる登場リンクとストライクが上昇するアタックリンク、2つのリンクを持つ。
登場リンクはリンク6-3で使いやすく、1週目でも無理な数値ではない。
効果はプチリューネだが、アタックフェイズに入る前にデッキ圧縮をできるのは非常に優秀。
この登場リンクが成功した時点でP15000になり、リンク率の厳しいアタックリンク使用時に不発読みされにくいというのも長所であり、アタックリンクが失敗しても2ダメージ通せるのは大きい。
アタックリンクは、赤4面ならバトル中のみストライク4になるというもの。
ストライク上昇はバトル中のみのため、アウェイクしてもストライクは1に戻っているため、Lv4葵やLv4さくらで悪用しにくい仕様になっているが、逆にS1しかアウェイクできないLv4希美とは相性が良い。
※このブーストアーシアでは希美と組ませることは無理だが
青Σ、赤Σ以外の、元からアウェイク目的がないデッキでは3弾ブーストと同様に「4点パンチャー」として使える。
特に片翼レミエル、Lv4カレン(白ブーストなら)との相性は3弾ブーストよりも良く、相性バツグン。
3弾ブーストよりも色縛りが厳しくなっているので、Lv3、Lv4の色は統一しておかなければならない。
リンクのフレーム要求もフリーのため、単色デッキで大きな活躍が期待できる。

ノワール
帰ってきたアーシアブーストですね
登場時リンクでデッキを2枚圧縮し、アタック時のリンクで、全面が赤であればストライクが4に上昇…一見して何が調整されたのかと思いましたが、素のストライクが1なんですね、こいつ
アタックリンクが8-5というのも調整の結果、ということでしょう
ちなみにアタックを終えるとストライクが1に戻るので、希美でアウェイクさせることが可能ですね
3章ブーストは2回成功まで読まなければなかったのに対し、真・覚醒はよほどのことがない限りガード枚数は限られてきます
それでもストライク4は強力なもの、使いどころが重要ですね



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宵闇の女神 アマノリリスSR
プログレスカード
レベル4/赤/P9000/G4000/S1
《常》他のあなたのプログレスが捨札から登場した時、そのプログレスをアウェイクしてよい。
そうしたら、そのターン中、そのプログレスに
「《常》このカードがアタックしたバトル中、このカードはリンクできない。」を与える。
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(9)-ΣΣΣΣΣ】
あなたの捨札のレベル4以下のプログレスを1枚まで選び、
プログレスゾーンにフォールして置く。
そのターン中、このカードのパワーを+7000。

KT
今弾の赤SRのLv4PG。
捨札から登場したPGをアウェイクする常在能力と、捨札PG蘇生のアタックリンクを持つ。
常在能力でアウェイクしたPGはアタック中にリンクを発動できなくなるが、Lv4カサンドラなどの登場リンク、Lv4レクティや6弾Lv4イレーネスなどの自身のアタック時以外のタイミングで発動するリンクは問題なく発動できる。
アタックリンクでは捨札からのLv4以下のPG蘇生が可能で、自身の常在能力と併せて擬似的にアウェイク状態で出せることになる。
アタックが終了したPGのところに捨札からPGを置けば、アタック回数を稼ぐことができる。
この2つの効果の特性上、Lv4カサンドラとの相性が非常に良い。
自身のリンクによってLv4カサンドラを蘇生し、そのカサンドラの登場リンクが成功すればこのカードのパワーはP18000まで上昇し、アタック時に相手がP16000読みでガードを切っていた場合、それを突破してバトルダメージを与えられる。
更にそのカサンドラは登場リンクが成功しているため、アウェイクした場合にはP11000、ストライク2の状態でアタックできる。
他にも、単純に6弾Lv4アーシアのアウェイク条件を補助するのに使ったり、【レミエル】において、捨札からレミエルネームドを出すことで双翼レミエルを効果によって登場させる場所を確保することができる。
また、3弾Lv4アーシアと組み合わせると、3弾Lv4アーシアが間接的に最低でも4ダメージ与えられるようになる。
元からストライク2のPGを蘇生すれば、もちろんダメージ量は更に上がる。
このように、クセの強い効果だけあって悪用活用の仕方は色々ある。
逆に言えば、「言うまでもなく強い」という類のカードではないので、ガチデッキにおいて使うには相応の工夫が必要である。

ノワール
今章の赤のヒロインですね、七女神の一人だとか
自身の効果で捨て札のプログレスを登場させることが出来、更に常時効果により捨て札から登場したプログレスをアウェイクさせるという効果
プログレスを置く場所に制限はないので、アタックしたプログレスの上に登場させ、アウェイクしたとことでもう一度アタック…といったコンボが出来そう
最も相性がいいのは3章のアーシアでしょう、捨て札から2体が攻撃可能状態で出てきます
しかし個人的にはLv2、3の効果が気になるところ……(赤Σの6章ヒロイン展開互換が欲しいノワール氏)
仮にそういった効果がLv2、3に与えられたとしたら、是非ともレミエルと組ませたいと思います
このLv4のアマノリリスも、決して相性が悪いわけではないです、むしろいい方ですね
片翼レミエルとアマノリリスを並べ、先に他のプログレスでアタック後、アマノリリスでアタック、リンク効果でアタック済みのプログレスの上に新しいプログレスをアウェイク状態で登場させ、レミエルでそこにブーストを出す、といった形が理想ですね
それがレミエル名称の物であれば双翼も並べられる可能性も出てきます、凄く面白いと思うんです、はい



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裏情報の覇者 シャムR
プログレスカード
レベル4/赤/P10000/G4000/S1
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(7)-ΣΣΩΩ】
あなたの捨札のレベル5以下のプログレスを1枚まで選び、
プログレスゾーンにフォールして置き、
そのターン中、このカードのパワーを+5000。

KT
アプリ出身の赤PG。
Lv5のカードを捨札から出せるPGはこのカードが初。
6弾ブーストと相性が良い。
……というか、6弾以外のブーストは皆ターン終了時に退却してしまうため、選択肢がこれしかない。
リンク7-4なので、1週目からの成功も望めるが、2ターン目にやるにはいかんせん安定性に欠ける。
2ターン目に4弾Lv4ソフィーナやLv4ユーリンのリンクをサクサク成功させていく強者にはもってこいのカード。
6弾ブーストと相性が良いと書いたが、リンクのフレーム要求は完全混合のため、リンク事故の可能性は付きまとう。

ノワール
アプリからシャムが登場ですね
混合7-4で、Lv5以下のプログレスを捨て札からフォールで置けます
フォール状態で登場するので、基本的に6章の居座りブーストを釣ってくることになりそうですね
しかし、あえて居座りを使わず、強力なリンク効果を持つプログレスの前をブーストで空けるという戦術もできますね、凄く面白いです



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タンポポの花 フローリアU
プログレスカード
レベル3/赤/P7000/G4000/S1
《自》ラッシュ2(レベル2以下のプログレスからシフト時、そのターン中、このカードのリンクを+4。)
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(4)-1ΩΩ】
あなたの捨札のレベル4のプログレスを1枚選び、手札に戻し、
あなたの手札を1枚選び、捨札に置く。
そのターン中、このカードのパワーを+7000。

KT
ラッシュ2持ちのLv3PG。
今弾に収録されるLv3美海がシールド1に対して、こちらはラッシュ2であり、ほとんどの場合で効果が適用できる。
しかし、やはりΩでのLv3はLv1ユニと相性が良いPGの方が安定するというのは言うまでもない。
ラッシュ時にはリンク8-3でサルベージ効果を発動できる。
このリンク率なら、1週目からでもダメリバ無しでガンガン成功できるものだが、手札枚数は増えないので注意。
リンク時のパワーは最低ラインであるP14000とマークし、最終局面にも残せる……が、プレイターンを過ぎていればリンク4-3で、あまり信用できない。


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