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AICブログ

公認サークル「Ange Illustration Circle」のブログ

アンジュ・ヴィエルジュの大会レポートや今日のカード考察、サークルメンバーの描いたイラストなどを記事にしていきます。

アニメ「アンジュ・ヴィエルジュ」事前情報個人的まとめ その2

どうもKTです(・∀・)ノ
アニメ「アンジュ・ヴィエルジュ」についてのまとめ&考察です。
前回はスタッフについて紹介しました。

↓前回↓
アニメ「アンジュ・ヴィエルジュ」事前情報個人的まとめ その1

アニメ放送は7月9日。あと2週間ですね。
とりあえず、まとまりもなくgdgd書いていきます。

まずは「アンジュ・ヴィエルジュ」というコンテンツに触れる前に、「ゲーム原作アニメ」という観点からのお話。

これまで、公式サイトやニコ生などで色々と情報を見てきたαドライバーたちは、このたびのアンジュアニメ化をどう思っているだろうか。
YOUTUBEに上がった最新の公式PV(ニコ生で公開したもの)のコメント欄には、「期待してる」「失敗しそう」の声が半々。

アンジュの特徴の1つでもあるが、登場するプログレス―美少女が、さも当然のように空中を飛び回るシーンが散見される。
設定として存在するかしないかはさておき、青の世界以外のプログレスは全員飛行能力を有し、それに合わせるように主人公(美海)の能力は「風を操るエクシード」である(KTはコンテンツ開始直後、東方の博麗霊夢と同じ立場なのだと一人納得していた)。

最新アニメPVでも、アニメ版主人公である紗夜が他の世界の4人と共に空を飛び回るシーンがある……というか、だいたいどのカットでも空飛んでる。
それを受けてか、外国籍コメントで「Saya Skywalker」と言われる始末。アナキン・スカイウォーカー



●微妙な事前評判
アンジュに限らず、ゲーム原作のアニメというのは放送前にファンから不安がられることが多い。
3クール以上にわたる長期作品、シリーズや児童向けであればポケモンデジモン、たまごっちを筆頭に人気が高く、深夜帯でもFateひぐらし戦国BASARAなど一定の成果をあげている。
反面、ディスガイアデビルメイクライブレイブルーなど黒歴史扱いされる作品や、GF(仮)などの完全に空気と化した作品、グリザイアなどの原作のネームの重さに耐えきれなかった作品など様々ある。
アンジュと同じくTCG原作では、テレコム・アニメーションフィルム制作の「Z/X」がコケたのが記憶に新しい。
※同じくテレコム制作の戦国BASARA3期が1期2期の好調をどん底に叩き落とす出来だったのはまた別のお話(全然別じゃない
ウィクロスは2期観ずに切ってしまったのだが、あれは果たしてどうだったのか……

全体数で言えば、ウカる割合とコケる割合は半々だろう。

「ストーリー重視のゲームなのにアニメでストーリーが改変される」
「特にストーリーの無い原作ゲームのアニメのストーリーが駄目駄目」
「ファンからアニメ化の需要が無いのにアニメ化し、挙げ句黒歴史化」
様々な理由があるだろうが、アンジュ・ヴィエルジュというコンテンツはどうだろうか。



●アンジュ・ヴィエルジュの特性
アンジュにはTCG勢とアプリ勢がおり、先日のニコ生で行われたアンケートからもわかるように、アプリ勢が圧倒的に多い。
他にもライトノベル、コミック、ドラマCDなど多岐にわたるメディアミックスを展開しているが、上記2つのメディアに比べて、これらを中心に嗜んでいる消費者は非常に少ない(というかいないに等しい)。
TCG
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レギュラーメンバー
 「1章ヒロイン組」美海ソフィーナアウロラセニア
 「L.I.N.K.s美海ソフィーナルビーユーフィリアマユカ

初期はストーリーと呼べるストーリーも無く設定だけが独り歩きしていたが、中期から「進学」「LINK.s結成」「グリューネシルト侵攻」「世界水晶の奪い合い」「ブルーフォール作戦」「ウロボロス討伐」など徐々にストーリー重視になり、現在ではかなりの数の設定とストーリーの上にTCGが鎮座している状態。
当初はキャラクター同士の掛け合いを楽しむのが目的だったフラグメンツも最早ストーリーを補完するTipsになっている。
ユーフィリアがキーパーソンとして登場したにも関わらず、本当に核心に触れるようなキャラで扱いが難しくほとんどの情報を開示できないため、手頃な狂言回しであるマユカにスポットが当てられる。
開始直後、1人だけ「記憶喪失」という状態での参加でユーザーに「脇役っぽいけど一番重要なキャラじゃん」と思わせたアウロラも最近記憶を取り戻したが、上記2人に比べて扱いは完全に空気。
妖精から巫女に転身したり、勝手に魔女王候補に選ばれたり、未来の自分の夢を見て感傷に浸ったりした者もいてあっちゃもこっちゃもしっちゃかめっちゃか状態。
TCGのみのユーザーからしたら、「毎回、何か事件が起こってその度にキャラの設定が増えるけど、事件をどう解決したのかいまいち分からないまま次の事件が起こる」と思っている人が多いかもしれない。

【アプリ】
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レギュラーメンバー
 「第二風紀委員(及び第一風紀委員)」テオドーチェクラリスアクエリア、他
他にもレボ部、怪盗シャロン一味などキャラ同士の掛け合いを膨張させてストーリーにしたようなものがチラホラ。

第二風紀委員である遥が学園の秩序を守ったり守らなかったりで、姉の悠についての情報を集めるストーリー。
比較的明るいムードのTCG版ストーリーに比べ、主人公組がいつも負け、展開も暗いものが多い。
勧善懲悪なストーリーではなく、もっぱら第一風紀委員と戦ったり、第二風紀委員の内ゲバばかり。
各キャラの伏線や設定は、テオが弱体化、アクエリアがロストコードぐらいであり、TCGの設定乱立状態を顧みれば比較的大人しく、主人公である遥がきちんと主人公できている……といった感じ。
セナという緑のPGもいるが、立ち位置がハッキリしない。
つい最近、「第二風紀委員編」という青蘭学園の闇に関するストーリーが終わり、ようやくウロボロスに触れるか……?といった様子。



●なぜアニメ用の新プログレスとαドライバーが出たのか?
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・アニメ版ヒロインズとして紗夜アルマリアエルエルステラナイアが登場
LINKsに対抗するように登場したこの5人。
人間、吸血鬼、天使、アンドロイド、軍人という文類だが、黒と赤に関しては思うところがある。
黒の世界の住人は「悪魔」「魔女」「人形」「エルフ」「ドラゴン」「吸血鬼」etc etc
赤の世界の住人は「女神」「天使」「妖精」「戦乙女」
この内、1章ヒロインであるソフィーナは悪魔、アウロラは女神、LINKsのルビーは妖精。
なぜこれらの種族はヒロインに抜擢されず、吸血鬼と天使になったのか。

1つは「特徴づけ」があるだろう。
悪魔というフワフワしたものではなく、「吸血」という独立した設定を有する吸血鬼が、その種族というだけでキャラクターの個性の一部となるからだ。
人形やエルフは普通に戦っているだけでは人間と大差無く、ドラゴンも実際に竜に変身しない限りは見栄えしない。
エクシードの観点から言えば、悪魔や魔女は「魔法」そのものがエクシードであり、「異能力」として認識しづらい。
赤の女神も同様。

また、大きな特徴として、武器使いの割合が高い。
緑の世界は「エクシード」=「武器生成」なので納得だが、他は赤や白の世界の「武装」くらいなもの。
エルエルもPVで「羽根」を武器として使用している(武器というよりかは魔女における杖に近い存在かもしれないが)。
紗夜…剣、アルマリア…弓矢、エルエル…羽根、ステラ…(ブースター)、ナイア…籠手

基本的な各世界のエクシードはこんな感じ。
…異能力or肉体強化
…魔法
…祈り
…機能/性能
…武器

そして、アニメヒロインズは以下の通り。
紗夜【光を操るエクシード】→光を剣に
アルマリア【血液を操るエクシード】→血液を弓矢に
エルエル【友人のエクシードを一時的に借りる】→他の4人の武器(剣/弓矢/籠手)
ステラ【加速のエクシード】→早い(確信)
ナイア【籠手型のエクシード】→そのまんま武器



・女性αドライバー「彩城天音」登場→主人公?
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5人のプログレスと共にアニメで登場するαドライバー、彩城天音

――プログレスたちを強化する力を持つ能力者のこと。確認されているその全てが男性。
公式サイトより引用

現在「確認」されているのが男性なだけ。
天音は「史上初の女性αドライバー」として扱われるのか。
それとも、設定に言及せずアニメの世界では女性αドライバーが闊歩するのか。

問題なのは、天音にどうスポットライトを当てるかということ。
天音はPGではないため、前線で戦うことはない。
PVを見ると、コックピットのような場所から前線へエネルギーを送っているようにも見える。
そもそもαドライバーをPGと一緒に描写するには、青蘭学園の授業における生徒同士の1対1などが基本。
要するにポケモンバトルのように狭いフィールド内でお互いが戦うことが前提なわけで、劇場版のようにフライゴンの背中に乗って空中戦を繰り広げる……という迫力あるバトルシーンはアンジュでは不可能。

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こんな感じで天音がステラにパイルダーオンすれば可能だが。

PVやステラの存在からも察せるが、ギュンギュン飛び交う空中戦が多い印象を受ける。
地に足つけて殺陣を繰り広げる戦い方のアニメではないようだ。
そもそも、青の世界の人間であるはずの紗夜が普通に飛べているのも不思議な話で、もしかしたらPGはデフォルトで飛行能力を備えているのかもしれない。
それに比べると天音は当然飛べないわけで、「前線で天音の姿を見る」ということが極端に少ないのではないかと心配になる。
PVでのお風呂シーンでは、天音とPG5人の仲睦まじい描写があるが、天音と5人の絡みは拠点である青蘭学園に限られるということだろうか。
αドライバーという設定のせいで、TCG版アンジュ・ヴィエルジュではカードとして登場する可能性がゼロであるのがセールス面でも厳しいところ。
設定上、PRカードでよく出る∀にもできないというのが難点で、紗夜などのカードのイラストに一緒に映り込むくらいしかできない。
アプリはキャラストーリーを用意できる可能性があるだけまだマシかもしれない。
ただ「いるだけ」になってしまうのか狂言回し的な存在になるのかは見当つかないが、どちらにせよセールス面で問題を抱えているキャラを「過去回想も入れて物語のキーパーソンにして実はラスボスに繋がる伏線を内包したキャラなんです!」という扱いにするのは難しいだろう。
(むしろラスボス説なら天音の情報をそれほど開示しないままストーリーを進められるのでアリっちゃアリだが)
余談だが、ニコ生界隈ではαドライバー=男という設定から、「天音=男の娘」説がささやかれている。



・敵はウロボロス
公式サイトのキャラクター紹介のユーフィリアの項を見ると、「ウロボロスによる世界崩壊を止めるため~」とあり、その存在が明記されている。
ニコ生でも「ウロボロスの詳細についてはアニメをチェック」と謳っているので、普通に考えればラスボスはウロボロスと考えていいだろう。

「手にした力で、少女たちは立ち向かう 世界の終焉に」
公式PVより引用

アンジュ・ヴィエルジュといえば、「女の子同士が戦う」というのは初期のコンセプトだったわけだが、TCG版ではブルーフォール後、ウロボロスという「女の子ではない敵」が用意された。
ん……? ウロボロス……女の子……?
閃いた。
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それはさておき、明確なる「正義VS悪」のコンセプトが築かれたと言っていいだろう。
今までも設定として悪の存在はいたが……それは後述。
どちらにせよ、「プログレス(女の子)VS人間以外の悪の存在」と図式は、アニメ用に用意された考えてもいいかもしれない。



・足を引っ張る「αフィールド」と「ファントム」の設定
アンジュの二次創作を行っている人は分かるかもしれないが、「αフィールド」というアンジュの中でも屈指の扱いづらさを誇る設定がある。
「αフィールド」内でのバトルでは、プログレス(女)へのダメージはすべてαドライバー(男)が肩代わりする、という「激しく戦っても女の子は傷つかないよ!」という設定があるのだが、これは作品をストーリー仕立てで作り上げていく上で結構な障害になる。

ダメージを肩代わり(もしくは共通)という設定は、様々な作品で見受けられるが、多くの場合は緊張感を増幅させるためや、エグい展開のために使われたりする。

昨今のロボットものでは、ロボットの損壊ダメージがパイロットの身体にもリンクしてる……等々見受けられる。
「道具のように使っていたら実はダメージがかさんでいた……というパターンなども。

コミック「失楽園
 百合版ソウルイーターソウルイーターよりも武器側の人間へのダメージの入り方がエグい。
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つまり、この設定がアニメでも生きているとすると、紗夜たち5人ものダメージを一身に受けるとなれば天音もエヴァのアスカばりに廃人まっしぐらというわけで、アニメアンジュが一瞬の内にクロスアンジュ以上の重い話に(ならない)
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アニメアンジュがどういう作品になるかは戦闘シーンと日常シーンの比率で決まってくると思いますが、前述した通り、戦闘シーンが多くなれば多くなるほど天音はスカイプ通話の如くワイプで顔出しつつ前線へリンクpt振り撒くだけの仕事になってしまうのでそこら辺が心配。



・ストーリー運びはどうなるか
これは天音と紗夜のどちらが主人公(主視点)なのかで大幅に変わるのだが、

a)天音が主人公パターン
 1.αドライバーだと発覚し、青蘭学園へ
 2.美海たち先輩プログレス&アルドラを目にする→「すごい……!」
 3.紗夜たち5人がパートナープログレスとして割り当てられる
 4.5人とトラブルを起こしつつも(主に紗夜のツンデレに苦戦)絆を深める
 5.ウロボロスの寄こした手下たちとバトル(時には先輩方と模擬戦)
 6.ウロボロスと最終決戦!アニメアンジュ完!!!

b)紗夜が主人公パターン
 1.プログレスとして青蘭学園にやってきた紗夜
 2.てっきり強靭な男のアルドラがパートナーかと思いきや天音がアルドラに
 3.弱そうな天音に不満→「私ひとりで戦える」
 4.慢心からピンチに陥るが、天音たちが助けに来る→「これが仲間との絆……!」
 5.エクシードリンクのパワーによって敵を一掃!
 6.ウロボロスと最終決戦!紗夜の勇気が世界を救うと信じて……!

ま、王道はこんな感じですよね。
アニメアンジュはこういうテンプレから逸脱するとも考えにくいですし、ユーザも凝った展開は望んでないでしょう。
 1.女の子が可愛い(=一定の作画クォリティの維持)
 2.スピーディで華麗なバトル
 3.最低限のシナリオ
これさえ揃っていれば、空気扱いされることはあっても黒歴史認定は逃れることができるでしょう。
文字で書くのは簡単ですが、以上の3つが簡単に揃うなら「ゲーム原作アニメ」でこれほどまでに黒歴史は量産されないでしょう。



・制作のお話
ここまで、「アニメアンジュ、作るとしたらこんな感じだよね」ってことを書きましたが、実際にそれが遂行できるのか。
「その1」でも触れたが、制作会社に絞って見てみよう。

制作会社はSILVER LINK.
代表作はバカテスやプリヤなど。

今まで、1クールの中に3本アニメを並行するともれなくどれか1つが犠牲の犠牲になる、というのが現在のシルリンのジンクス。
例:
2015年夏
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」(3期)
のんのんびより りぴーと
ケイオスドラゴン 赤竜戦役
2015年秋
落第騎士の英雄譚」※共同制作
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件
対魔導学園35試験小隊

具体的に言うと軽微な作画崩壊から、レイアウトミスなど。
ケイオスは元から救いようが無かったとか言ってはいけない

ただ、2016年夏は
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」(4期)
「アンジュ・ヴィエルジュ」
の2つなので安心……だと信じたい。

世のアルドラが不安視してるのは
・作画
・ストーリー
・キャラの扱い
だと思うが、そこらへんを上手くこなせる作品であると願って止まない。



ということで、色々蛇足になってしまったが、アニメアンジュに関する情報まとめと、考察は以上。
2週後に控えるアニメ放送を4歳の娘の歌の発表会を参観するくらいの温かい目で見てあげよう。

↓その3↓
aicblog.hatenablog.jp

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